体育会系出身者の悲劇
吾輩はサラリーマンである。
体育会系 ・・・と検索入力をしていたらコーヒー吹いた。
「体育会系 嫌い」
「体育会系 苦手」
「体育会系 〇ね」(言い過ぎだろ)
世の中、ここまで体育会系に厳しいのか・・・。
悲しい。というかもはやウケるわ。もはや差別じゃん。
そう。吾輩は、結構ガチ目な体育会系出身者なのである。
体育会系で、高校大学と勉強や就職活動や資格取得などとほとんどせずに、社会に出てクソの役にも立たない現実を思い知ったのは、吾輩だけではないはず。
「僕・・・人より力あります!人を投げ飛ばせます!押さえ込めます!以上!」
「素晴らしい!!君、こんな人材をどこで・・?」
「ビズ〇ーチ💛」
・・・とはならないのである。ぴえん。
世の中の大体の会社は、そのような能力は求めていないからだ。・・・あたりめーだ!
吾輩はいわゆる普通の会社に初めて勤めたのが物流倉庫であった。
「ピッキング」と呼ばれる、倉庫内で荷物を移動する作業だったので、すこし体力が役に立ったが
資格もなし、パソコンもほとんどさわれない、業務連絡の電話に出ることもできない。
ワード・エクセルってなにそれ? みたいな状態だったので、
「お前本当、筋肉だけで役に立たねーな」的なことを言われたのも数回ある。
・・・悔しいです!!
しかしだ。
運動ばかりしてきた学生、会社に入って戸惑っている元体育会系の子へ告ぐ。
体育会系で勉強なんて一切してこなかったけど、なんとかなるぞ!意外といけるぞ!
・・・若いうちはな。
ひとつ言っておく。
若いうちに、仕事を創意工夫して、掘り下げてやるんだ!
面白味を見つけてやるんだ!
味方を増やしておくんだ!
それが・・・40になると役に立つから。
それにしても「〇ね」は言い過ぎだよ。
体育会系出身だけど、明日もまた、生きるぞ!(船木誠勝)